一般社団法人パリ・フィトアロマ(IPAP)協会とは
代表理事からごあいさつ
ご注意!
一般社団法人パリ・フィトアロマ協会は2023年7月31日をもって
6年間の協会活動を終了しました。
こちらのページは、IPAP協会の活動の軌跡として残してあります。

「メディカルアロマテラピー」という名前で、
フランスのアロマテラピーに興味を持つ方が増えているにも関わらず、
日本に伝わっている「フランス式」は現地でのあり方とかなり隔たりがあるように思います。
昨今では、名ばかりの「メディカルアロマテラピー」が一人歩きし、
医学的知識もないままに精油の飲用など危険な使い方が広まっているのも懸念するところです。
日本にあるたくさんの協会がそれぞれの基準でアロマテラピーを定義していますが、
精油の安全基準の確認や責任は本人にまかされているのが現状です。
一般社団法人パリ・フィトアロマ協会(通称IPAP)は、既存の協会の垣根を越えて、
どの人にも「安全で効果的なアロマテラピーの知識」をご提供したいという思いで発足しました。
基礎知識と考える応用力さえあれば、どのような時と場合によっても、
的確な精油のチョイスと最適な用量用法を提示できるはずです。
当協会では、フランスがそうであるように、アロマテラピー、フィトテラピー、アロマコロジー、イドロラテラピー、
ジェモテラピー、その他の療法も自然療法という大きな枠組の中で捉え、
その教育、研究、普及活動をしていきたいと思っております。
それは、ひとつの療法ですべての不調を改善するのではなく、その他の自然療法と合わせて、
総合的に健康を保つというホリスティックな考えが根づくフランスでのあり方を踏襲したいからです。
フランスの一歩進んだ補完医療としての自然療法の知恵を、日本のみなさまにリアルタイムにお伝えしたい、
それが、当協会の大きな目的のひとつです。
フランスで尊ばれる、自由でありながら自立し、自分で考え、自分で開拓していく人を求めております。
与えられるのを待つのではなく、積極的に参加していく、そんな協会員の方たちと楽しく真摯に意見交換をしながら、
フランスの自然療法を日本に広めていきたいと思いますので、どうぞよろしく御願い致します。
一般社団法人パリ・フィトアロマ協会理事長
アロマトローグ・自然療法士 栗栖智美